令和6年9月4日(水)に「地域活性化人材育成事業外部評価委員会」を開催しました。
- お知らせ
令和6年9月4日(水)に「地域活性化人材育成事業外部評価委員会」を、山口大学の特別大会議室で開催しました。外部評価委員会には、山口県内の経済団体及び行政機関、高等教育機関の関係者7名が出席し、山口大学、山口県立大学及び山口学芸大学からは、各大学長と3大学で構成する「自己点検・評価委員会」の構成員等、計11名が参加しました。本事業に採択されてから、初めて(第1回目)の外部評価委員会の開催であるため、事前に、全ての委員に対して本事業の目的や概要、これまでの取組について直接説明に伺い、理解を深めた後に本委員会に臨んでいただきました。
本事業の着実な実施のために、3大学では、「やまぐちSPARC教育推進基本計画」を策定し、各年度に実施する事項を明確化して、事業を推進しています。同基本計画の達成状況について、令和5年度から毎年度「自己点検・評価」を実施し、これに基づき外部評価を受けることとしています。
また、令和5年度に実施した本事業に対する自己点検・評価及び外部評価を実施するため、令和5年10月に「地域活性化人材育成事業(SPARC)評価実施要項」を策定し、併せて「自己点検・評価委員会規則」及び「外部評価委員会規則」を制定しました。
各大学において、本事業を推進するための中心的な役割を担う副学長を「自己点検・評価委員会」の構成員とし、評価結果を改善に繋げることができる体制を構築しました。評価項目を「Ⅰ連携教育プログラム」、「Ⅱ各大学固有の教育課程の再編」、「Ⅲ大学等連携推進法人」、「Ⅳ地域連携プラットフォーム」、「Ⅴ広報活動・情報公開」及び「Ⅵ全体」とし、本事業全体を点検・評価できる仕組みとしました。
外部評価委員会は、事業責任大学の山口大学 谷澤幸生学長の挨拶から始まり、委員長に下村輝夫委員(学校法人福岡工業大学)を、副委員長に松尾太加志委員(北九州市立大学)を選任しました。
3大学から、「令和5年度における全体的な取組状況」及び「各大学の取組状況」、「山口県の産業界が求める人材像に関する調査等の概要」の説明を行った後に、外部評価委員と3大学関係者による質疑応答及び意見交換を行いました。
経済団体関係者からは山口県の中小及び中堅企業のDXに対する認識やニーズに関して、行政機関関係者からは山口県地域におけるPBLの活動状況と期待、高等教育機関関係者からは本補助事業終了後の自律化やビジョン等、多様な意見をいただきました。
今後、外部評価委員会委員の皆様からいただいた貴重な意見等を踏まえ、また、期待に応えることができるように、3大学で協働して本事業の改善等に取り組んで参ります。